【川井村地内における女性殺人、死体遺棄事件(岩手17歳女性殺人事件)】

――事件概要――

平成20年7月1日午後時30分ころ、岩手県川井村の松草沢の川床にうつぶせの状態で倒れている女性の遺体が道路工事作業員に発見された。宮城県栗原市に住む佐藤梢さん(当時17歳)だった。司法解剖の結果、頭部に深い傷があるものの死因は手で首を絞められた事による窒息死だった。梢さんは3日前の6月28日午後9時30分ころ、同棲していたAさん(17)に、「友達の彼氏に『恋の悩みを持ちかけられたので相談にのってくる。……私殺されるかも。その時は電話するからね』と笑いながら言い残し、待ち合わせのコンビニ(セブンイレブン小金井町店)に出かけていった。

一方、電話で梢さんを連れ出したとされる岩手県下閉伊郡田野畑村出身の無職、小原勝幸容疑者(28)は、3日後の7月1日午後9時ころ、岩手県下閉伊郡田野畑村と同郡普代村を結ぶ県道で電柱をなぎ倒す自損事故を起こし、翌日の7月2日午前10時40分ころ、弟への連絡を最後に行方を絶った。そして3日午後4時ころ、鵜の巣断崖の突端近くで小原勝幸のものと思われるサンダル、タバコ、などの遺留品があるのを清掃作業中の田野畑村役場職員が見つけ警察に通報し、翌日周辺を捜索したが現場に飛び降りた形跡がないことから岩手県警宮古署捜査本部は、佐藤梢さんを誘い出した小原勝幸が車内で梢さんの首を絞めて殺し、遺体を川井村の沢に遺棄して投身自殺を偽装したと断定、7月29日、小原勝幸を佐藤梢さん殺害の容疑で全国に指名手配した。そして警察庁も1031日付けで小原勝幸を「警察庁指定重要指名手配被疑者」に指定すると、翌111日、指名手配からわずか3ヶ月という異例の早さで公的懸賞金(100万円)を掛けその行方を追っているが小原容疑者に関する情報はない。

■岩手県警ホームページ  http://www.pref.iwate.jp/~hp0802/index.html

■警察庁ホームページ   http://www.npa.go.jp/reward/contents09.html